学位論文

  • 「東松照明、写真集『〈11時02分〉NAGASAKI』を読む――原爆の表象を巡って――」
    同志社大学修士(芸術学)学位論文、2006年3月
  • 「日本の報道写真を巡る理論と実践――編集の視点から――」
    同志社大学博士(芸術学)学位論文:(甲)第567号、2013年3月

学術論文

  • 「世界を構成する東松照明の視線――愛知曼荼羅に見る構図の様相――」
    岸文和(研究代表)『絵画行為論 : いかにして画像をもって事をなすか』科学研究費補助金〔基盤研究(C)〕研究成果報告書、2008年3月、pp. 105-146、
  • 「伊奈信男『写真に帰れ』再考――「宣伝扇動」写真のマニフェスト――」
    『大正イマジュリィ』第4号、大正イマジュリィ学会、2009年9月、pp. 130-148
  • 「星座と星雲――「名取=東松論争」に見る「報道写真」の諸相――」
    『映像学』第84号、日本映像学会、2010年5月、pp. 21-37
  • 「写真の「危機」――伊奈信男と「エロ・グロ・ナンセンス」――」
    『美学』第238号、美学会、2011年6月、pp. 97-108
  • 「いまだ揚がらない星条旗――ジョー・ローゼンタール《硫黄島の星条旗》――」
    『文化学年報』第62輯、同志社大学文化学会、2013年3月、pp. 496-511
  • 「私的・写真・集積――歴史の中の私的な写真――」
    『大正イマジュリィ』第8号、大正イマジュリィ学会、2013年3月、pp. 65−79

書籍等出版物

  • 「写真を見ることの涯に――中平卓馬論――」
    『写真空間 4 特集:世界八大写真家論』青弓社、2010年7月、pp. 88-102
  • 「長崎の皮膚――『〈11時02分〉NAGASAKI』――」
    『現代思想 5月臨時増刊号 総特集=東松照明 戦後日本マンダラ』青土社、2013年4月、pp. 120-131
  • 「ゴジラの二つの身体――カタストロフとアーカイヴ」
    『ユリイカ2016年12月臨時増刊号 総特集Ω『シン・ゴジラ』とはなにか』青土社、2016年11月、pp. 209-215
  • 「カメラ:小型化するカメラ、端末化するカメラ」
    高野光平、加島卓、飯田豊編著『現代文化への社会学:90年代と「いま」を比較する』北樹出版、2018年11月、pp. 23-32
  • 「アーカイブのパラドックス」
    光岡敏郎・大久保遼編『スクリーン・スタディーズ:デジタル時代の映像/メディア経験』東京大学出版、2019年1月、pp. 89−104
  • 中村裕太、小田原のどかとの共著 『アートライティング5 記録資料と芸術表現』京都造形芸術大学 東北芸術工科大学 出版局 藝術学舎、2019年4月
  • 「写真に憑かれた写真論──前川修『イメージを逆撫でする──写真論講義 理論編』書評」『表象』14号、2020年4月
  • 「写真の集塊:「Sujin Memory Bank Project」における想起の実践」
    勝又公仁彦編『写真2 現代写真――行為・イメージ・態度――』京都芸術大学 東北芸術工科大学 出版局 藝術学舎、2021年2月

翻訳

  • モーガン・ピテルカ「楽の建水と一枚岩的誠実性の問題点」
    『美術フォーラム21 第20号 特集:物質性/マテリアリティの可能性』醍醐書房、2009年11月、pp. 83-86
  • サンドラ・S・フィリップス「森山大道 ストレイ・ドッグ」
    『森山大道 オン・ザ・ロード』月曜社、2011年6月、pp. 357-375(甲斐義明氏との共訳)
  • ティエリー・ド・デューヴ「タイム露光とスナップショット」
    太田孝彦(研究代表)『江戸時代における絵画の鑑定・評価・価格』科学研究費補助金〔基盤研究(C)(2)〕研究成果報告書、2011年9月、pp. 164-179

編集

  • 展覧会図録『かげうつし――写映・遷移・伝染――』
    (森山貴之との共編)発行:ギャラリー@kcua、2013年1月
  • 記録集『Sujin Memory Bank Project #01 デラシネ――根無しの記憶たち』
    発行:京都市立芸術大学芸術資源研究センター、2017年3月
  • 記録集『Sujin Memory Bank Project #02 BANK――映画『東九条』でつなぐこと』
    発行:京都市立芸術大学芸術資源研究センター、2018年3月

その他

  • 「ガジェット試論 ――物の遊びに遊ぶ――」
    「gadget展」 会場配布リーフレット掲載テクスト(於:京都芸術センター)2008年12月
  • 「明かるいタイル――中村裕太論――」
    「中村裕太展 めがねや主人のペンキ塗り」リーフレット掲載テクスト、2010年2月
  • 新刊紹介:ジェフリー・バッチェン(著)『写真のアルケオロジー』(青弓社、20010年)
    表象文化論学会ニューズレター〈REPRE〉 Vol.11、2010年10月
  • トピックス:長谷正人トーク・ショー「映画を見るという経験とは何か?」
    表象文化論学会ニューズレター〈REPRE〉 Vol.12、2011年5月
  • 第六回表象文化論学会全体パネル報告「災厄と記録の表象――3・11をめぐって――」
    表象文化論学会ニューズレター〈REPRE〉Vol.14、2012年1月
  • トピックス:シンポジウム「震災と映像」
    表象文化論学会ニューズレター〈REPRE〉Vol.15、2012年5月
  • 対談「森村泰昌とダムタイプの80年代京都」:聞き手/記事構成
    表象文化論学会ニューズレター〈REPRE〉Vol.15、2012年5月
  • 「瓦礫の中の写真 ――震災と映像――」
    ウェブマガジン:AMeeT、2012年5月
  • 「「かげ」を「うつす」こと――展覧会「かげうつし――写映・遷移・伝染――」に寄せて」
    ウェブマガジン:AMeeT、2012年12月
  • 研究ノート:「かげうつし」表象文化論学会ニューズレター〈REPRE〉Vol.17、2013年1月
  • 「かげうつし――写映・遷移・伝染――」
    展覧会図録『かげうつし――写映・遷移・伝染――』2013年1月
  • 「KYOTOGRAPHIEにおける〈まなざし〉の諸相」
    ウェブマガジン:AMeeT、2013年4月
  • 新刊紹介:星野太『奥村雄樹 ジュン・ヤン』(美学出版、2013年3月)
    表象文化論学会ニューズレター〈REPRE〉Vol.19、2013年10月
  • 「美術館と映画館のあわいで(「映画をめぐる美術」展評)」
    『京都芸術センター通信』Vol. 163、2013年12月号、2013年11月
  • 「展評’14[1]オサム・ジェームス・中川写真展「沖縄-オキナワ-OKINAWA」」
    『アサヒカメラ』朝日新聞出版、2014年1月号、2013年12月
  • 「ポスト・ドキュメンタリーの挑戦(髙橋耕平個展「HARADA-san」展評)」
    『京都芸術センター通信』Vol. 166、2014年3月号、2014年2月
  • 書評:鳥原学『日本写真史(上・下)』(中央公論新社)
    『週刊読書人』2014年2月28日号、2014年2月
  • 「東西・写真探偵ノート〈西〉」
    『アサヒカメラ』朝日新聞出版、2014年4月号、2014年3月
  • 新刊紹介:原克『OL誕生物語 タイピストたちの憂愁』( 講談社、2014年2月)
    表象文化論学会ニューズレター〈REPRE〉Vol.21、2014年5月
  • 「作品としての写真、メディウムとしての写真(「第2回 KYOTOGRAPHIE」展評)」
    『京都芸術センター通信』Vol. 169、2014年6月号、2014年5月
  • 「東西・写真探偵ノート〈西〉」
    『アサヒカメラ』朝日新聞出版、2014年6月号、2014年5月
  • 「東西・写真探偵ノート〈西〉」
    『アサヒカメラ』朝日新聞出版、2014年8月号、2014年7月
  • 参考文献リスト・解説
    展覧会図録「これからの写真」展(於:愛知県美術館/会期:8月1日〜9月28日)2014年8月
  • 「〈たしからしさの世界〉の亡霊(アピチャポン・ウィーラセタクン「PHOTOPHOBIA」展評)」
    『京都芸術センター通信』Vol. 172、2014年9月号、2014年8月
  • 「東西・写真探偵ノート〈西〉」
    『アサヒカメラ』朝日新聞出版、2014年10月号、2014年9月
  • 「空と〈ここ〉のあいだに(「小田原のどか作品展《↓》」展評)」
    『京都芸術センター通信』Vol. 175、2014年12月号、2014年11月
  • 「東西・写真探偵ノート〈西〉」
    『アサヒカメラ』朝日新聞出版、2014年12月号、2014年11月
  • 「写真にうつる〈かげ〉」
    『総合漫画誌 キッチュ』第6号、スタジオキッチュ、2014年12月
  • 「「赤い糸」としての写真(米澤純子個展「赤い糸」展評)」
    IMA ONLINE、2015年1月
  • 「修復と復興(「阪神・淡路大震災から20年」展評、兵庫県立美術館)」
    『京都芸術センター通信』Vol. 178、2015年3月号、2015年2月
  • 報告文:シンポジウム「ゴジラ再考」
    表象文化論学会ニューズレター〈REPRE〉Vol.23、2015年2月
  • 「拡張するアーカイブ[前半]」ウェブマガジン:AMeeT、2015年3月
  • 「拡張するアーカイブ[後半]」ウェブマガジン:AMeeT、2015年4月
  • 新刊紹介:大久保遼『映像のアルケオロジー 視覚理論・光学メディア・映像文化』(青弓社、2015年2月)
    表象文化論学会ニューズレター〈REPRE〉Vol.24、2015年5月
  • 「歌い継がれる歴史(川村麻純個展「鳥の歌」展評)」
    『京都芸術センター通信』Vol. 181、2015年6月号、2015年5月
  • 書評:崔仁辰『韓国写真史』(犬伏雅一監訳、青弓社)
    『週刊読書人』2015年6月12日号、2015年6月
  • 「広島なう(三田村陽個展 『hiroshima element』展評)」
    『京都芸術センター通信』Vol. 184、2015年9月号、2015年8月
  • 「記録を〈再生〉する。(秘仏十一面観音像御開帳関連企画「kiseki -キセキ-」展評)」
    『京都芸術センター通信』Vol. 187、2015年12月号、2015年11月
  • 「『記録』の散種(小森はるか+瀬尾夏美「波のした、土のうえ」/小森はるか『息の跡』展評)」
    『京都芸術センター通信』Vol. 190、2016年3月号、2016年2月
  • 林勇気「電源を切ると何も見えなくなる事」(京都芸術センター)展評
    『日経新聞(関西版)』夕刊、2016年4月19日
  • 「報道の記録(「WILL:意志、遺言、そして未来―報道写真家・福島菊次郎」展評)」
    『京都芸術センター通信』Vol. 193、2016年6月号、2016年5月
  • 森村泰昌「自画像の美術史:『私』と『わたし』が出会うとき」(国立国際美術館)展評
    『日経新聞(関西版)』夕刊、2016年6月3日
  • 伊藤隆介+中田有美「ジオラマとパノラマ」(京都芸術センター)展評
    『日経新聞(関西版)』夕刊、2016年7月1日
  • 「生と死、そして再生(古橋悌二《LOVERS-永遠の恋人たち》+資料展示)展評」
    『京都芸術センター通信』Vol. 196、2016年9月号、2016年8月
  • 「あの時みんな熱かった!アンフォルメルと日本の美術」(京都国立近代美術館)展評
    『日経新聞(関西版)』夕刊、2016年8月26日
  • 「アートと考古学」(京都文化博物館)展評
    『日経新聞(関西版)』夕刊、2016年9月7日
  • 「物質性ー非物質性 デザイン&イノベーション」(京都dddギャラリー)展評
    『日経新聞(関西版)』夕刊、2016年10月14日
  • 「髙橋耕平−街の仮縫い、個と歩み」(兵庫県立美術館)展評
    『日経新聞(関西版)』夕刊、2016年11月4日
  • ジェーン・ロゴイスカ『ゲルダ・タロー ロバート・キャパを創った女性』(木下哲夫訳、白水社、2016年)書評
    『週刊読書人』2016年11月25日号
  • 「金川晋吾個展 father 2009.04.10」(Gallery176)展評
    『日経新聞(関西版)』夕刊、2017年1月24日
  • 「レビュー:ウィリアム・ヘンリー・フォックス・トルボット著、青山勝編集・翻訳『自然の鉛筆』」『映像学』日本映像学会、2017年1月第97号
  • 「endless 山田正亮」(京都国立近代美術館)
    展評『日経新聞(関西版)』夕刊、2017年3月24日
  • 「崇仁という地でアーカイヴについて考えたこと ――展覧会「デラシネ――根無しの記憶たち」に寄せて」
    ウェブマガジン:AMeeT、2017年4月24日
  • 「山城知佳子展(KYOTOGRAPHY 2017)」(堀川御池ギャラリー)展評
    『日経新聞(関西版)』夕刊、2017年4月28日
  • 「笹岡啓子個展 PARK CITY」(The Third Gallery Aya)展評
    『日経新聞(関西版)』夕刊、2017年06月16日
  • 「キュレトリアル・スタディズ12:泉/Fountain 1917-2017」(京都国立近代美術館)展評
    『日経新聞(関西版)』夕刊、2017年07月07日
  • 「東アジア文化都市 アジア回廊 現代美術展」(二条城、京都芸術センター)展評
    『日経新聞(関西版)』夕刊、2017年09月12日
  • 「タムラサトル個展 0-9」(TEZUKAYAMA Gallery)展評
    『日経新聞(関西版)』夕刊、2017年10月06日
  • 「態度が形になるとき―安齋重男による日本の70年代美術―」(国立国際美術館)展評
    『日経新聞(関西版)』夕刊、2017年11月17日
  • 「福岡道雄 つくらない彫刻家」(国立国際美術館)展評
    『日経新聞(関西版)』夕刊、2017年12月01日
  • 須田慎太郎『写真家 三木淳と「ライフ」の時代』(平凡社、2017年)書評
    『週刊読書人』3219号、2017年12月15日
  • 「ウィム・クロウェル グリッドに魅せられて」(京都dddギャラリー)展評
    『日経新聞(関西版)』夕刊、2018年1月5日
  • 「アーカイブをアーカイブする」(みずのき美術館)展評
    『日経新聞(関西版)』夕刊、2018年2月14日
  • 「トラベラー」(国立国際美術館)展評
    『日経新聞(関西版)』夕刊、2018年3月6日
  • 「澤田 華 見えないボールの跳ねる音」(Gallary PARC)展評
    『日経新聞(関西版)』夕刊、2018年4月27日
  • 「永遠の少年、ラルティーグ  写真は魔法だ!」(細見美術館)展評
    『日経新聞(関西版)』夕刊、2018年5月18日
  • 「視覚芸術百態」(国立国際美術館)展評
    『日経新聞(関西版)』夕刊、2018年6月22日
  • 「勝又公仁彦 Right Angle:white next to white」(YOD gallery)展評
    『日経新聞(関西版)』夕刊、2018年7月10日
  • 「谷本 研+中村裕太 タイルとホコラとツーリズム season5 《 山へ、川へ。》」(Gallary PARC)展評
    『日経新聞(関西版)』夕刊、2018年8月31日
  • 「バウハウスへの応答」(京都国立近代美術館)展評
    『日経新聞(関西版)』夕刊、2018年9月26日
  • 「歴史を語ることの条件」
    『LRG別冊』Vol. 4、2018年10月
  • 「三宅唱+YCAM ワールドツアーin Kyoto with AMP」(ホテルアンテルーム京都)展評
    『日経新聞(関西版)』夕刊、2018年10月30日
  • 「ニュー・ウェイブ 現代美術の80年代」(国立国際美術館)展評
    『日経新聞(関西版)』夕刊、2018年11月28日
  • 「三宅砂織 白夜」(ギャラリーhaku)展評
    『日経新聞(関西版)』夕刊、2018年12月19日
  • 「飯川雄大 個展 デコレータークラブ 配置・調整・周遊」(あまらぶアートラボ)展評
    『日経新聞(関西版)』夕刊、2019年1月23日
  • 「横尾忠則 自我自損」(横尾忠則現代美術館)展評
    『日経新聞(関西版)』夕刊2019年11月15日
  • 「インポッシブル・アーキテクチャー」(国立国際美術館)展評
    『日経新聞(関西版)』夕刊、2020年2月28日
  • 「光る貌―京都 東松照明のカラー写真」
    『視る』509号、京都国立近代美術館、2020年7/8月号
  • 「ヤン・ヴォー ーォヴ・ンヤ」(国立国際美術館)展評
    『日経新聞(関西版)』夕刊、2020年9月18日
  • 「軌跡と兆し:KUA ANNUAL 2021についてのささやかな解題」
    『瓜生通信』2021年2月8日
  • 鳥海早喜『新興写真の先駆者 金丸重嶺』(国書刊行会、 2021年)書評
    『週刊読書人』3429号、2022年2月25日